横浜駅東口再開発:未来への進化
再開発事業の概要
日本のサグラダ・ファミリアこと横浜駅、そんな横浜駅の未来都市化を目指す再開発情報が発表されました。2024年6月、「横浜駅みなみ東口地区市街地再開発準備組合」が設立され、高さ231mの超高層ビルを中心とした再開発が始動しました。対象区域は横浜市西区高島二丁目14〜16の一部で、敷地面積は約10,400㎡です。




背景と狙い
本再開発は「エキサイトよこはま22」などに基づき、国際都市にふさわしい都市空間を形成するものです。
都市再生特別地区により、商業・業務機能の集積と歩行者動線の整備が図られます。


再開発ビルの特徴
- 地上45階、地下3階
- 延床面積:約215,000㎡
- 高さ:約231m(市内2番目)
- 用途:オフィス、商業、ホテル等
- 供用開始:2037年度予定
バーティポートの検討
屋上には「空飛ぶクルマ」の離着陸場設置も検討中で、将来的な都市型移動に対応します。ちなみに、バーティポート(Vertiport)とは、ドローンやヘリコプター、空飛ぶクルマなど垂直離着陸可能な航空機が離着陸する飛行場のことです。
※イメージ図

都市基盤と環境配慮
- 地上・地下・デッキによる歩行者ネットワーク
- 壁面緑化、自然換気、太陽光発電
- BEMSやLED導入による省エネ
- 災害対応(地震・浸水・津波)も考慮
今後のスケジュール
2028年度着工、2037年度供用開始を目指し、段階的に整備が進行中です。
ブルーハーバータワーみなとみらい防災担当委員兼サイト管理者です。特集してほしい記事などご要望がありましたらメールにてお願いします。