臨港パークに砂浜整備

横浜市は、新たな観光客誘致による市内経済活性化を目的に、みなとみらい21地区における「臨港パーク先端部の再整備」事業を推進するという記事がタウンニュースに掲載されていたのでまとめてみました。

何ができるのやらずっとヤキモキさせられいたので、ようやく具体的な方針が定まり一安心。なにげに横浜って「砂浜」「海浜」が少ないので人工とはいえとても楽しみです。

また、防災という観点においても、耐震バースと直結しているので災害時に船からの援助物資荷揚げ作業がスムースになるという利点があるのかなと思いました。

臨港パークに砂浜整備

1. 臨港パーク先端部再整備の概要

本事業では、国内外からの観光客に人気の高い臨港パーク先端部に、以下の施設を整備する。

・緩やかな曲線に沿った親水護岸
・ベイブリッジを臨むシンボリックな展望ゾーン
・観光船発着桟橋
・藻場・浅場
・人工海浜
・岩場

2024年度予算に3億7800万円を計上し、親水護岸の上部や人工海浜等の整備、臨港パークとパシフィコ横浜との接続デッキの橋脚・上部工事等を進め、2025年度の完成を目指す。

2. 目的

本事業は、単なる公園整備にとどまらず、横浜の観光資源の活性化と経済効果の創出を目的としている。

3.目的に対しての具体的な取り組み

横浜市は、以下の取り組みを進める計画だ。

・横浜の砂場再生に取り組む「NPO法人 ともに浜をつくる会」等と連携したイベント企画
・民間事業者との連携による観光船の運航
・周辺商業施設との連携による観光客の周遊促進

4. 期待される効果

・本事業により、横浜市は年間約100万人の観光客増加、約100億円の経済効果創出を期待している。

5. 今後の展望

・横浜市は、本事業を皮切りに、市内全体の観光資源の活性化と経済活性化に向けた取り組みを加速していく。

6. 財政状況への配慮

・横浜市は、厳しい財政状況を踏まえ、民間資金を活用したPPP/PFI手法等も積極的に検討していく。

まとめ

個人的には、「民間事業者との連携による観光船の運航」がとても気になった。当施設近くの「ベイクオーター」や「ぷかりさん橋」が観光船の運行ルートになっているわけで、そこにまた観光船の船着き場を設置するのってどうなんだろうとは思う。何か新しいタイプの面白い船着き場になるといいなと。横浜市は本事業に関する情報を積極的に市民に発信し理解と協力を得ていくとのことなので、続報に期待しよう。

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ブルーハーバータワーみなとみらい防災担当委員兼サイト管理者です。特集してほしい記事などご要望がありましたらメールにてお願いします。 メール:admin@blueharbor.life

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